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2024/11/24(Sun)15:38
ようこそ。草木染めから陶芸まで,モノ作りに励んでいます。どうぞ、最後までお付き合いください。
2024/11/24(Sun)15:38
2009/09/09(Wed)18:17
さて、トリエンナーレのレポートも本日で終了です。みなさん、気合い入れて読んでくださいねぇ。
つくり家とつれあいはトリエンナーレのメインとなる十日町市へ到着。
ここはメインだけに、たーくさんの作品が。しかも、あちこちに。
まずは、つくり家希望の「雪ノウチ」
こんなに奇麗な雪の結晶が
住宅街の空き地に、縦横無尽に吊り下げられてます。
ほんとに、路地の住宅地の中。
あそこだけ空き地ってことは、震災で家がつぶれちゃったのかなぁ~。。。
そう考えると、ちょっと切なくなります。
続いて、これなーんだ。
駐車場が地震で隆起した!?わけではありません。
建築事務所がつくった、アートなんです。
なーんてことない、道路沿いにありまする。
とにかく、アスファルトが凸凹。
なんとか車を止めようとするも、どこもかしこもボコボコ。
ついに、車の底を軽くこすってしまいましたのぉおお。
やってもうた感ありありで、ふと横を見ると。
普通の駐車場がありましたとさ。 ぶひひー
そろそろ、帰る時間を気にしなきゃだね~とつれあいと言いながら、
つれあい希望の「きもかわいい系」展示物のある廃校になった小学校へ向かう。
このあたりには見たい展示物が3か所固まっているので、それなりに効率がよいのでした。
つれあいウキウキ。
と、その前に何やら外国のお兄ちゃんが流暢な日本語でアーチストと歓談中。
なんでもこのアーチストさん、鉄製品の廃材を熱して叩いてペラペラな状態にして、
新たなオブジェを製作するのを仕事としているそうです。
こんな作品ね。
よーく見ると、シャベルや鎌などがありますよ。
なかなか面白い。
で、先ほどの外国のお兄ちゃんはこの作業を体験しに来たわけです。
右の赤いシャツが、作家さん。左が外国のお兄ちゃん(写真は本人の許可済み)。
トランポリンの小さな留め金を一生懸命叩いてます。もちろん、その前に
作家さんが真っ赤な火の中で熱してるんですけどね。。。
なにやら楽しそうでした
じ、時間があれば・・・やりたかったっす。
ところで、つれあいの見たいオブジェは?と小学校の廊下や教室をうろうろ
していると、
こんな、影絵が。。
椅子に子供が座っている様子。
でも、なんだかおかしい。。。
あ わかりますか?
幅15cmくらいの板に光をあてて、その影が子供なんです。
あぁ~、うまく伝わらない。
とにかく、「なるほど!!」って感心した作品。
こういうのが、楽しいねぇ。
だんだん、楽しくなってきた。
ところで、つれあいが希望していた「きもかわいい系」のオブジェはいずこに?
お いたぞ。
どうも、このキャラはいじめられっこのよう。
1つの教室に5人いました。
このせつない表情。
ぎゅーと、したくなるなぁ。
うぅ、かわいいぜ
つくり家的に、一番のツボはこれでしょう。
よほど気にいったらしく、熱心に写真をとるつれあい。
帰宅後は携帯の待ち受けに設定しておりましたよ。
廊下の時計のこんなとこにも、ちびっこがいました。
さぁ、右の時計が5時を過ぎています。
残念だが、小学校を後にして移動。
これは、十日町市の北限の集落にあるアートです。
タイトルは「胞衣(えな) みしゃぐち」
胞衣(えな)とは胎盤を意味するそうです。
この家(?)の入り口はとてもとても暗く、湿ってました。
反対に出口はとても明るく拓けた印象です。
これの意図するところは。。。
なんだか、町の北限の集落というのが怖くもあり、悲しい印象でした。
まぁ、つくり家達のすぐあとに、どこかの国の領事館もしくは基地の方が家族で来て、
にぎやかしくしていたので、そんなセンチな感情は吹っ飛びましたが
さて、帰る前にもう1アートです。
鏡の家。高原の中に佇む一軒の家。そこは、家じゅう丸い鏡で出来てます。
さぞかし、きれいなんやろなぁ。今日はお天気もいいし、反射してキラキラなんやろなぁ。
はい、これ。
すでに日は暮れ、7時前。
真っ暗な高原てば、寒い。
しかも、この高原のある村の入り口には
「クマ出ます」みたいな看板がぁぁぁ。
おそろしやぁ。
車のライトでなんとか激写。さっさと、退散だぃ。
でも、キラキラした鏡の家もみたかったなぁ。
なんせ、広すぎんねん。移動するでけでも結構な時間。
やっぱ、「日帰りはきついかった」という実感。
十日町市を7時ごろに出発して、富山に戻ったのは9時すぎでした。
どんなけ飛ばしてんねん!と突っ込まれますね。
あぁ、楽しかった。
つれあいも楽しんだ様子。
「楽しくなったころに帰らなあかんかったなぁ~」と、つくり家としてはうれしいコメントで締めくくりです。
長らくのお付き合いありがとうございました
No.137|北陸|Comment(0)|Trackback